異変前のウルノーガが狙っていたのは、勇者だけではなかった
ドラクエ11の異変前。魔道士ウルノーガは勇者を狙っていた。配下のグレイグとホメロスを使い、執拗に追い回していました。
が、
本編の異変前では、ウルノーガは勇者以外の人物も狙っていません。しかし、グレイグはベロニカとセーニャも狙っていたと言います。
しかしグレイグは、本編の異変前は勇者しか狙っていません。
この矛盾を考えてみましょう。
ベロニカとセーニャが魔物?
なんとまぁ!
異変前の大樹で会った時は、特にそんな素振りはなかったですけどねぇ。
魔道士ウルノーガは、勇者を悪魔の子と呼び、ベロニカとセーニャを人間に化けた魔物と呼んでいたなんて……。
それ、デルカダール王に化けてたウルノーガじゃないですかね?
なぜウルノーガはベロニカとセーニャを狙わせたのか?
実際の異変前では、ウルノーガはベロニカとセーニャを狙わせていません。これは異変後のグレイグの記憶です。
となると、二人を狙っていた時系列が存在します。僕が思い出すのはコイツだ!
デンダはベロニカの魔力を狙っていた。そして勇者たちの結末も知っていた。
となると、異変前もやり直している可能性大!ベロニカの魔力のせいで、勇者たちは異変後に助かる。
ベロニカの魔力がなければ勇者たちは全滅。生き残るのはベロニカだけになるので、ウルノーガはベロニカを狙っていたと思われます。
しかし疑問が残りますね? セーニャです。
グレイグはベロニカとセーニャを狙い、デンダはベロニカのみだった
今までデンダの言う魔王が誰なのかわかりませんでしたが、これでウルノーガと言えますね。
しかし、デンダはセーニャを狙っていなかった。
が、そうではないかもしれません。それがこの画像。
ハッキリベロニカとは言ってませんね。しかもデンダは、果報はぶちギレて待てとも言っています。それはセーニャを見た台詞かもしれませんね。ベロニカは一度捕まってますから。
そんなベロニカをエサに、セーニャの魔力も奪おうとしたのかもしれません。なにせデンダは異変前の未来を知ってますからね。
ウルノーガの理想は、勇者とカミュが命の大樹へ来る事だったのか?
預言者ウラノスが仕組んだオーブ集めですが、ウルノーガは明らかにレッドオーブを勇者に渡しています。それを協力したのがカミュ。
この二人で命の大樹へ到着させれば、ウルノーガにとっては一石二鳥。ベロニカもセーニャもいないので、計画は進むと思います。
しかし、そうはならなかった。
ウルノーガを命の大樹へ連れていったのはグレイグ
グレイグには、ベロニカとセーニャを狙っていた時系列がある。しかし結局グレイグは、勇者の盾としてロトゼタシアを救う一人だった。
となると、グレイグの記憶に僕らプレイヤーが冒険した異変前の成功ルートが残っているとなる。
おそらく無意識だけど、グレイグはベロニカとセーニャも襲わなかった。戦ったのは勇者だけ。勇者はニズゼルファと光と闇の対になっているので、戦ったのも無意識だったのかもしれない。
さらにそうなると、異変前は過ぎ去りし後の前の時系列だったのかもしれません。(混乱するね笑)
ウルノーガがベロニカとセーニャを追い回したのは本当
僕らにこのような記憶はないんですけどねぇ……ベロニカさんにはたくさんあるみたいです。笑
初めてこの台詞を見たときは、成功ルートのみを考えたウルノーガとベロニカの関係だけでした。それでもつじつまが合うことは合う。
ですが今回のグレイグの台詞発見によって、異変前にウルノーガがベロニカとセーニャを追い回してた事がわかりました。
では、なぜここまでベロニカがウルノーガに執着していたのかを考えると、過ぎ去りし後の成功ルートの邪魔をしていたからだと思います。
もし異変前のストーリーから、命の大樹に眠っているのが勇者の剣・真で、そのままニズゼルファを倒す事ができればそれでもいいと思う。
でも実際は、異変前の命の大樹に勇者の剣しかなかった。ベロニカにとっては、ニズゼルファ討伐が最大の目的。それはおそらく、生まれた時系列がニズゼルファによって闇に包まれたから。
それをなんとかしようとしているのに、ウルノーガに邪魔をされる。だから散々手間をかけさせられた。
それが、この画像の台詞だと思います。
ウルノーガにとっては、ベロニカが邪魔をしてくるんですけどね。笑
ということで、ウルノーガは異変前からベロニカとセーニャを狙っていたでした。
これをもっと細かく考察していけば、ベロニカとセーニャの秘密がまとまるかもしれませんね。
ではでは!