デンダはなぜ魔王ウルノーガがもうじき現れると知っていたの?

ドラクエ11ゲーム序盤のホムラの里。魔力を奪われたベロニカと勇者たちは、セーニャ探しと共に荒野の地下迷宮へ行きました。

 

そこでベロニカの魔力を奪ったと思われるのが、竜の姿をしたデンダ。

 

デンダはこれから現れる魔王の右腕にしてもらう為に、強力な魔力を求めていました。

 

その後デンダが言った魔王はウルノーガと判明したのですが、なぜデンダは魔力を集めていたのでしょうか?

 

ドラクエ11を進めても、魔王ウルノーガが魔力を集めている様子はありません。

 

そしてデンダは、勇者たちが魔王にやられると知っていました。

 

おそらくデンダは、別の世界から野望を抱いてロトゼタシアにきたのではないでしょうか?

 

その為に、魔力を集めていたのかもしれませんね。

デンダの預言は、夢見よりも預言者ウラノスの言葉よりも確実だった

デンダの預言は、根拠がなく曖昧なものではありませんでした。

 

ベロニカを大魔法使いだと知っており、勇者たちが大樹でウルノーガにやられることも知っていました。

 

その正確性は、夢見や過ぎ去りし後よりも説得力のあるものでした。なによりデンダは、特ダネとまで言っています。そして、叶わなかった願望に落胆した。

 

これまでデンダの預言が夢見か時のオーブかと思っていましたが、もしデンダが野望を抱いて別の世界からロトゼタシアへ来ていたとすれば、ロトゼタシアの冒険の書を読んでいる可能性がありますね。

 

おそらくエンディングの緑本です。

 

その緑本で歴史を知り、ロトゼタシアの世界へ来て歴史を変えようとしていたなら、デンダの預言が解決しますね。

裏情報屋のルパスも、別の世界からきていたかもしれない

ルパスは、危ない橋を渡ると特ダネに出会えると言っていました。そのルパスが流した情報は、虹色の枝。

 

これは、ルパスが赤本を読んでいた可能性がありますね。ルパスは、情報だけではなくロトゼタシアのお宝の地図までくれます。

 

そして、イシの村を娘のルコが気に入ったからもう少しここにいるとも言います。(クルッチは、イシの村がヨッチ村に似ていると意味深な事も言います)

 

しかし、そもそもルパスがどこへ帰るのかはわかりません。そして、お宝の地図をもっていることがおかしい。

 

ルパスは砂漠でサマディーの兵士に助けられたと言いましたが、そもそも虹色の枝には懸賞金がかけられていました。

 

もしかすると、ルパスの狙いはロトゼタシアのお宝である虹色の枝だったのかもしれません。

 

例えば現実的に僕らが過去へ行けたとするなら、現在の貴重品とされるものを持ち帰りたいと思いますよね?(戦国武将の何かを現代に持ち帰るとかね)

 

そう考えると、デンダとは違いますが、ルパスも私欲でロトゼタシアへ来ていたかもしれません。だから詳しいし、裏情報屋という肩書きだったのかもしれませんね。

デンダ、ルパスが緑本を読んでいたなら、ベロニカはルパスから運命を聞いたのかもしれない

僕の推測が少し変わりますが、

赤本 異変前と過ぎ去りし時

緑本 異変前と異変後

 

と、仮定してみます。

 

デンダが過ぎ去りし時を知らない様子だったので、ベロニカの存在は命に変えて勇者たちを守った伝説になっているかもしれません。

 

なので、デンダが読んだのは緑本かなと思います。

 

そして、ルパスも緑本かもしれませんね。結局赤本(ニズゼルファ編)が出来上がったのは、デンダやルパスが来た後の話になりますからね。

 

デンダは命を落としましたが、ルパスがもし元の世界へ戻ったとすれば、赤本が存在する世界になっているかもしれませんね。

 

そしてルパスは緑と赤の両方に登場している。しかも虹色の枝の情報を渡した重要人物になっているかもしれない。

 

ルパスはお金よりも栄光を手に入れて満足したのかもしれません。赤本には驚いたでしょうけどね!(この妄想が本当なら、ルパスの後日談は面白そう!)

 

そう考えると、今まで預言者ウラノスがベロニカに情報を渡していたと思っていましたが、ルパスかもしれませんね。

 

ベロニカは、旅先で何度かルパスに会っていたかもしれない。だからホムラの里にいたのかもしれない。

 

ルパスから聞いた勇者の情報や、出会う場所が違っていたから運命はわからないと言ったのかもしれない。

 

少なくとも、デンダの登場でベロニカが小さくなったのは間違いないかも?ね。

 

そして、この二人の登場でロトゼタシアの歴史は変わってしまったのかもしれませんね。

 

もしベロニカとセーニャはルパスに、

 

「あんたたちが、勇者を命の大樹へ導くんだせ?」

 

などと聞いていての行動なら、ファナード長老の知らない口ぶりも納得ですね。

 

そして、ルパスはそっとベロニカにだけは伝えたのかもしれない。

 

「命の大樹で、あんたは仲間を助ける為に命を落とす。だが安心してくれ。あんたが助けた仲間たちは、魔王を倒す運命にあるからさ。」

 

もしこんな会話が交わされていたなら、セーニャには言えないよね……。

 

ということで、デンダがロトゼタシアに野望を叶える為に来ていたという話でした。

 

実際ヨッチイベントでは、ダーマ神殿で悪さをしていたモンスターを倒してドラクエ5の登場人物たちを助けています。

 

これも、書き直された冒険の書としてヨッチ族は管理するでしょう。彼らにとっては、最終的に勇者の功績を守れればいいのですからね。

 

結果良ければ全て良し!

 

デンダやルパスの登場で、ロトゼタシアの緑本は変わったのかもしれません。ですが、最終的には魔王ウルノーガを倒した内容に違いないとは思いますね。

 

もしくは、緑本は異変後だけかもしれません。それでもベロニカは、勇者たちを命がけで救った伝説の大魔法使いであることに変わりはないでしょうね。

それでも残る謎。覚えているベロニカと忘れているルパス

デンダ戦後にルパスに対して首をかしげるベロニカ

ルパスがベロニカに情報を渡した可能性はありますが、それは過去の話かもしれません。

 

ベロニカは、ルパスの娘のルコを酒場に預けた。そして、ルパスの娘がルコだと顔が一致していた。

 

そう考えると、このシーンはベロニカが時のオーブを一度は破壊しているかもしれない。

 

ベロニカは自信満々に言うが、ルパスの反応に首をかしげていた。この人、覚えてないのかしら?と、言わんばかりの態度。

 

ルパスから運命を知ったベロニカは、運命を変えようと命の大樹で魔道士ウルノーガと戦ったのかもしれない。

 

その後は預言者ウラノスの助言や、時のオーブを破壊して過ぎ去りし時へ戻ってたかもしれませんね。

 

ではでは、また別のルートも探って行きたいと思います。とにかくホムラの里の出来事は、単純ではないですからね。