エレノアは一体何回過ぎ去りし時を戻ったの?
久しぶりにアレ、やってみたいと思います。シリーズ、〇〇は一体何回過ぎ去りし時を戻ったの?
思い出せば、見切り発車した第一回目は去年の8月19日でした。 ウルノーガは一体何回過ぎ去り時を戻ったの?
これを書いて約四ヶ月になるんですねぇ……早いっ。
そして二回目がこちら。9月25日投稿になってました。 ベロニカは一体過ぎ去りし時を何回戻ったの?
そして今回の第三弾、現在僕の中でホメロスが急上昇してますが、とりあえずエレノア王妃をやってみたいと思います。どうしてエレノア?と言いますと、ただの順番です。笑 オープニングからおかしいキャラを思い出してますので。
で、エレノアの不思議と言えばオープニングの机に置かれた予言のような手紙ですね。そして勇者とは闇を打ち払う者と書いています。知ってますねぇ!
さらには、エレノアの力で勇者は勇者の力を戻せました。
そんな所かな? では、エレノアは一体何回過ぎ去り時を戻ったの?いってみましょー!
私の息子がゆ、勇者!?
信じられないわ……。確かにユグノアは勇者ゆかりの城。でもまさか私の息子が勇者として産まれてくるなんて……この子がロトゼタシアを救うの?
不思議ね……私はローシュ戦記が好きだった。ユグノアにそびえ立ついにしえの勇者像……あれはもしかしてこの子……?やだぁ!私ったら何を考えているのかしら。そんな事ありえない……
その時、アーウィンが部屋に飛び込んできた。
「エレノア!!」
「え?あなた?」
「魔物がユグノアを攻めてきたのだ!ワシは食い止める。早く逃げろ!」
魔物が攻めてきたって……この子はまだ赤ん坊なのよ。世界を救うには早すぎる……
私は夫アーウィンの手引きで必死に逃げた。しかし息子をモンスターに奪われてしまった。
もう終わりだわ……世界は……ロトゼタシアはどうなってしまうの?私の息子が勇者として世界を救うはずなのに……。
ハッ?
ベットから目覚めると、息子が側で泣いていた。今のは何だったの?夢?それにしてはリアルな夢だった……。
窓から外を見ると、いつもの平和なユグノアの街が見えた。モンスターに破壊されたはず。なのにその痕跡は1つもない。そこへアーウィンが現れた。
「どうした?エレノア。外で何かあったのか?」
「あなた……私は今朝、とても恐ろしい夢を見たの……」
内容をアーウィンに話す。でもアーウィンは、笑って聞く耳を持たなかった。
まずいわ。確かに私も信じられないけど、妙な胸騒ぎがする。今夜は四大国会議……あの夢はその時に起きた。この子を救うには、私はどうすればいいの?
「お父さまぁ!!」
(エレノアはロウを何と呼んでいたのでしょうね……あはは……)
私は部屋を飛び出し、父ロウの下へ向かった。
マルティナを助けて!
「なんじゃ?エレノア?そんなに慌ててどうしたのじゃ?」
私は全てを父のロウに話した。父も笑うと思っていたけど、私の必死な態度のおかげか真剣に受け止めてくれた。
「うむ……信じられないが、勇者を救うにはマルティナを守らねばならぬようじゃな……わかった」
「お父様……」
今逃げるという選択肢もあった。でも、今日の四大国会議の話題は勇者であるこの子。姿を消して、世界の中立を乱す訳にはいかない。……大丈夫!私は命に変えてもこの子をロトゼタシアの為に救うわ!
そして私は手紙を書いた。この子が伝説の勇者なら、私が読んだローシュ戦記と同じ力を持つはず。勇者とは、闇を打ち払う者の事。深い意味はわからない。でもこの子が本物の勇者なら、きっと大樹が導いてくれる。その時、この子に意味が伝わると思うわ。
すると、自分の運命を悟ってしまったのか涙が出てきた。勇者の家に生まれた無能な私……でも共に逃げるのがマルティナなら、この子はデルカダール城でかくまってもらえる。グレイグ将軍に剣を鍛えて頂ければ、きっと世界を救ってくれる……。
母を……許してね……
深夜の逃走劇
バーン……
「エレノア!ここから早く逃げるのだ!」
「はい、あなたも無事で。マルティナ!来なさい」
我が子を抱き、幼いマルティナと共に森を走る。あまりの混乱の中、父のロウとは会えなかった。でも、信じるしかないわ!
徐々に近づく魔物の足音。追いつかれると覚悟した私は、我が子をマルティナに託した。
「先に逃げなさい!早く!」
その直後、痛みと共に私の意識は遠ざかった。あれはやっぱり夢見だった……後はお願い……
エレノアさんに質問
ここまでエレノアは一体過ぎ去りし時を何回戻ったの?を書いてみましたが、ど~も繋がりません。そこで質問タイムにしてみました。笑
エレノアさん、勇者が読んだ手紙はあなたの直筆ですか?
「覚えてないわ。だって私はゲーム内で手紙に触れていないもの。それに、心ある人に拾われて大きくなったらデルカダール王を訪ねろだなんて具体的過ぎると思わない?」
そ、そうですよね……。あ、それで勇者はデルカダール王を訪ねるんですけど、悪魔の子とか呼ばれちゃうんですよ。しかも牢獄行きで……
「あなた!ふざけないでよ!」
ちょっ!エレノアさん、落ち着いて下さい。勇者無事ですから!それでですね、結論から言いますと勇者は命の大樹でデルカダール王に乗り移っていたウルノーガに殺され……
「なんですって!!あのエロ親父は何をしていたのよ!」
あぁ、ロウさんですね。大丈夫です、まだ続きがありますので。
エレノアさん、息子さんはデルカダール城では命を取られなかったんですよ。それはどうやら命の大樹に眠る勇者の剣を手に入れる為に生かされたようなのです。
「ということは何?息子がデルカダール王の下へ向かったのは私の手紙のせいで、そのウルノーガ?の目的は息子が手に入れるはずの勇者の剣を手に入れる為に利用されたってことなの?」
はい、そうなりました。だからエレノアさんがあの手紙を本当に書いたのかなぁ……って。
「だから知らないわよ。あなたは私が書いたと思うの?」
エレノアさんは夢見したんじゃないかなぁ……とは思います。
「そう。なら私が夢見して手紙を書いたとして、何かおかしな点はあるかしら?デルカダールはユグノアの親交国よ?」
えぇ。そうですけど、あの場にはデルカダール王もいて、もしかしたらデルカダール城も滅んでいたかもしれないなぁ……なんて思ったりしたので……。
「言われるとそうね。ユグノアが滅びる程の攻撃……デルカダール王も生きているとは限らない……そうなればデルカダール城も……」
ですよね!手紙の内容は、話が上手すぎますよね?それで、あれはエレノアさんが書いたんですか?
「だから知らないわよ!あなたが考えなさい!私はアーウィンの下へ、ユグノア城へ帰るわ!」
あー!ちょっと待って下さいよ! エレノアさん、その件も聞きたいんですよ!実はロウさんと息子さんは、エレノアさんを大樹へ送っているんですよ。
「そうなの?」
はい。蝶々がパァッと飛んで行って、ロウさんは泣いてました。
「ふ~ん。それはエ〇本が燃えて無くなっていたからではないの?」
ちっ、違いますって!
……それでですね、エレノアさんはアーウィンさんを見守っていたじゃないですか?それに勇者のチカラにも詳しかったですよね?なんでですか?
「わっかんないし!ローシュ戦記の勇者ローシュは強かったの!あの子はその勇者でしょ?……だから多分……同じかなって思って……」
そ……そうですよね。ありがとうございました。
エレノアさん、やり直してなさそう
酷い茶番劇でしたねぇ。笑
なんとなくですけど、ファナード長老と似てるのかなあ……と思います。僕の中ではエレノア主導のストーリーにつじつまが合わないので、誰かがやり直した記憶が重なって成功ルートのエレノアの行動が出来上がったように見えます。
エレノアさんが書いたと思われる手紙の内容は、どう考えてもウルノーガが命の大樹で勇者の剣を手に入れる手助けにしかなってないんですよね。エレノア主導で勇者を助けるなら、あの内容ではないなと思います。
本人も激おこでしたからね笑 もーえーわ!
以上、エレノアは過ぎ去りし時を何回戻ったの?でした。
もしエレノアがウルノーガの勇者の剣を手に入れる目的に乗っかっても上手く行くと判断してのあの手紙なら、話は変わってきますけどね。
それでも不自然かな?笑