【DQ11】異変後の記憶が消えたセーシェル。結果的にロトゼタシアの運命は変わらなかった考察
ドラクエ11の異変後の記憶がないセーシェル
ドラクエ11の異変後の世界は、勇者が時のオーブを破壊したことでリセットされました。
その異変後のイシの村ですが、異変前の爆発で家族を失ったセーシェルという少女がいました。
関連記事はこちらです。
異変後のセーシェルをメダル女学園へ送ると、無事に入学を認められましたね?ですが過ぎ去りし時を戻った後のセーシェルには、異変後の記憶がありませんでした。
それだけではなく、
セーシェルの運命も変わっていました。ですが、結末は同じでした。
ということは、やり方は違うけど成功ルートは変わらなかったということですね。
異変後から戻ったロトゼタシアのセーシェル
過ぎ去り後にメダル女学園へ行くと、異変後に勇者が救ったセーシェルがいます。ですが、セーシェルの言葉がおかしい……。
異変後のセーシェルも、先生になりたいと言っていましたね?その経緯は違いますが、結果的にセーシェルの運命は変わらなかった訳ですね。
異変後と過ぎ去りし時のイベントの違い
過ぎ去り時へ戻ると、異変後と似たようなイベントを繰り返します。ですが、
異変後では各イベントをクリアーしなければ進められなかったストーリーを、過ぎ去りし時では進めなくてもクリアーできます。
例えば、異変後に天空魔城へ入ろうとすれば、勇者の剣が必要です。なのでサマディーでの勇者の星破壊イベントや、ホムラの里での火竜イベントをやらなければなりません。
しかし過ぎ去りし後は、勇者の剣を作る必要はありません。ケトス覚醒後、すぐにニズゼルファ戦へと行けます。
もっと言えば、
ネルセンの迷宮も無視してクリアーできるんですよね!ニマ大師もセレン王女も、すでにお役御免です。
過ぎ去りし後にロトゼタシアを冒険すれば、異変前や異変後に行ったイベントと結果の違うストーリーを楽しめますが、ニズゼルファ討伐には関係ないイベントになっています。
異変前とイベント結果が変わるので、過ぎ去りし時は異変前に戻ってきたと勘違いしますが、勇者がニズゼルファを倒す結果とは関係ない作りになっています。
過ぎ去りし時の成功ルート
・命の大樹で勇者の剣・真を入手 ・魔道士ウルノーガ撃破 ・忘却の塔で、ケトス覚醒 ・ニズゼルファ討伐
これだけですので、これらの運命が変わらなければ、他は特にどうなっても関係ないという事ですね。
セーシェルのように、結局最後は変わらない運命への道のりが変わってしまっただけ?
異変前の大樹では、魔王の剣がなかった。魔王の剣がなかったから、魔王ウルノーガが誕生してベロニカを失った。
ベロニカを失ったから、過ぎ去りし時でケトスを覚醒出来なくなった。ケトスを覚醒出来なかったから、勇者はニズゼルファを討伐出来なかった。
これらを直せば、結局は運命通りにストーリーを進めて、勇者たちはロトゼタシアを平和にできました。
勇者が異変後のイシの村でセーシェルを助けなくても、セーシェルはメダル女学園に入学して先生を目指していました。
ということは、勇者がニズゼルファを討伐する成功ルートはシンプルだったのでしょうね。
異変前から過ぎ去り時→八人の仲間が命の大樹へ行き、勇者の剣・真を手に入れる。そしてニズゼルファを倒した。
この冒険の書が狂ってしまったから、様々なキャラやイベントが必要になったのでしょう。
存在しなかった異変後の世界。 存在しなかったローシュパーティ。 存在しなかったいにしえの夫婦像。 などなど……
結局、勇者の成功ルートが穴だらけになってしまったので、その穴を埋めたから副産物が生まれてしまったと思います。
そのおかげで、新たなロトゼタシアの歴史が赤本と緑本になったと思いますね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!