初心忘る?忘るる?忘れる?本当の意味を学んだ体験

初めまして、管理人のふう船です。

 

初心忘るべからず

 

これは誰もが知っている言葉ですが、

 

あれ?一文字足りなくね? 忘るるだっけ? 初心忘れるべからずでしょ?

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なにかの試験問題で出るとも思えないけど、正確には最初の書き方。読みは、今はわするるが一般的かな?

辞書を見ると、忘る(わする)が始まりらしいですが、わするるでもいいみたいです。

意味はストレートに、

 

〇〇が好きだ!

 

説明いらないくらいだけど、僕は三十半ばを過ぎてようやく気づいてしまったようです。

 

はぁ?お前遅くねぇ?アホか?

 

わかる、わかります。そう言いたくもなるよね?僕も自分に言ったから!

だけど、少し意味が深いのですよ。いや、失礼なので僕には深かった!にします。

 

当たり前だけど、いつしか忘れてしまう言葉。 とても大切なので、この初心忘るべからずをブログの最初の記事にしました。

読んでくれた中で一人くらいは、

 

ふ~ん…

 

って思ってくれたら嬉しいです。

人は体験してこそ身につくを知った

僕は今、趣味で小説書いてます。後、友人と音楽もやっています。

 

初心忘るべからずなので、何事も始める時は問題ないですよね?

この言葉は、ある程度何かに打ち込んだ人向けになりますが、いつしか初心を忘れてしまう。

何でもそうですが、続けていると段々欲が出てくるんですよね。それ自体は向上心という意味で大切ですが、僕は欲に溺れてしまった。

 

人前で音楽をやるなら、もっとたくさんの人に聞いて欲しい ネットで小説を書くなら、もっとたくさんの人に読んで欲しい

 

その欲望を満たす為に、変な方向に走り出していました。僕は、物事の根本が曲がっている事に気づいていなかったのです。

 

例えば音楽なら、好きでライブを披露したのに、自分はつまらなかったと感じていました。ただ悔しいの一言。その理由は、お客さんが全然聞いてくれないからでした。

 

はい!初心忘れてるでしょ?

 

そんな時、今書いてるリミットという野球小説に頂いたコメントを見て驚きました。

 

毎日が体験という勉強

 

本当に野球が好きで楽しそうにやってるのが伝わります

 

このコメントは嬉しかった!

僕は野球が大好きです。でもね、その気持ちが読者に伝わるって凄いなと思いました。

 

あれ?何か特別な事をしたかな?書いてて楽しいのはわかるけど…

あ!?あぁぁぁぁ!!!

今となってはとても恥ずかしい… 僕ね、この時なにも考えずに楽しく小説を書いていただけなんです。

 

小説書いていると、読者の反応が気になって気になって仕方がない。

初めはいいんですよ。

読者が一人でもいると嬉しくて仕方がない。でも慣れてくると、その数字に物足りなさを感じてきます。これが予兆。

 

それからハマると、

アクセス伸びないなぁとか、更新してもブックマーク数は変わらないなぁなどと、小説本編とは遠いことを気にしてばかりになる。

こうなると、小説の内容とか書き始めた時の初心とか、いつの間にかどこかにすっ飛んでいました。

 

するとね、作品がつまらなくなるんですよ、ホント…悪循環。

でね、初心とかみんなわかっているんですよ。 僕も、意味をわかっているつもりでいました。

だって、

 

初心忘るべからずって知ってます?

 

こんなコメントできないし、普通に怒るよね?僕だってバカにするなーって怒りますよ。

 

だけど、だけど、例えそれをコメントしてもわからない人だらけなのが現状なんです。僕もそうでしたが、多くの人はこのような状況になると、同じように考えます。

 

俺、才能ないのかなぁ… 書いても誰も読まないし…

 

こうして辞めてしまうのですが、もしかしたら僕のコメントで変わるかもしらないけど、偉そうには言えないのでコメントはしません。

だからブログに書いてみましたが、なんとなくわかります?

 

僕がきちんと初心忘るべからずを理解したのは、偶然小説で気づかせて頂いて、お客さんが聞いてくれないからつまらないと思った後のライブでした。

理想はこれだったんだ!

もうね、本当に好き勝手やった。自分でも笑っちゃうくらい。

で、お客さんの反応とかいいから、とにかく自分が楽しんじゃえ!ってことだけ思ってやったこのライブが、なぜかお客さんに喜ばれた。

もらい泣きはありますが、もらい笑いもあると思う。だって、楽しそうにしてる人を見ると、こっちも楽しくなるよね?

僕はめちゃくちゃ嬉しかったです!!

そんな初心を思い出した時、現実が変わりました。

昔の人って凄いよね。本当尊敬します。

 

だから、

ブログを楽しく書く初心を忘れずに続けよう!

そう思っています。

 

結果的に、一人でも多くの方に楽しんでもらえたり、読んで良かったと思ってもらえれば最高です。

 

読者全員を満足させる事はできません。そして、読者を満足させる目的での文章も書けないと思う。

 

だって、

 

自分が好きで書いてるのに、読んでくれた人が喜んでくれるなんて奇跡ですよ?

 

これはもう感謝しかありません。 感謝の気持ちって、ごく自然な言葉なんですよね。

音楽でも小説でもブログでも、読んでくれた皆さんを楽しませたい!

僕にとって初心を忘れず楽しむ事が、それを叶える唯一の方法です。

ダカラ…よかったら…ホントよかったらでいいですから…読んで下さい!