小説の書き方は下手でもいいと思う理由
小説を書いてみたいけど、文才がないから書けない! 表現力がないから、世界観を上手く伝えられない!
そんな悩みを持っている方は、とにかく気にせず小説を書いてみましょう!
初めから上手い人はいません。そして今の僕は、下手くそでいいと思っています。本当の事だからね。(笑)
三年間小説を書き続けた僕が、その経験をお話しします。
書き方の上手い人はゴロゴロいる
小説投稿サイトの作品を読んでいると、書き方や表現の上手い人はたくさんいます。そんな中で素人が文章を書くと、必ず先生が現れます!
小説の書き方の基本を、色々と教えてくれるんですよ。
まずはそこで学べばいいです。だから悩んでる時間を作品のアイディアに使った方がいいですね。
先生はゴロゴロいますから、小説の書き方を調べなくても向こうからやってきてくれます。
僕が実際に言われた事は、
・状況がわかりにくい ・前置きがなくいきなり始まる ・段落をつけろ ・スペースを開けすぎ ・おんぷ記号を使うな
だいたいこんな所ですが、僕が聞いてもいないのに教えてくれました!
世の中いい人がたくさんいますね?先生の言うことを聞いて、それなりの小説が書けるようになりました。
ですが、僕が思ったのは逆でしたね。
下手だから目立っていた
小説の文章が下手だと目立ちます。いいか悪いかは別ね?
現在インターネット上では、ものすごい数の作品で溢れています!それも似たような作品ばかりです。
書き方が下手だった僕の作品は、手を加えたことで目立たなくなってしまった。
いわゆる、ふ~んって思う作品(笑)
つまり、書き方に時間を使ってしまったので、中身が面白くなくなったんですね。
下手でも面白い作品は、人の心を掴みますね!そんな僕の作品は、恋愛偏差値50未満でした。
僕が過去の自分を見ても、こいつ下手だなぁと思いますよ。(笑)
でも、目立ってましたね。
書き方ばかり気にしてる人の作品がない
ネット投稿サイトに作品を載せていると、なぜか先生になってくれた人の作品が公開されていないんです。
先生とは言いましたが、半分は文句ですね。(汗)
自分より書き方の上手い人には言えません。そして、僕にわざわざ教える必要はないんですよ。
これで僕の表現が良くなれば、その先生にとっては面白くないでしょう。自分は作家になりたいはずですからね。
なのに、作品を出していない。
そう思うと、書き方は下手でいいんだ!と思うようになりました。何事も、中途半端はダメですね。
結局何度も書き直す
例えば、あなたが何かの賞をもらって編集がついたとしましょう。そうすると、必ず書き直ししますよね?
書き直す時もアドバイスをくれますし、書き方が上手くなるのはその時でいいと思います。
何度も書き直せば、それが経験となって勝手に上手くなりますよ。結局はどれだけ時間を費やしたか?ですからね。
それよりも、ダイヤの原石と思われたくはないですかね?
自分より上手い人に直してもらう
僕は下手なのは認めてますので、文章力のなさにプライドはありません。だから書き直しをお願いした事があります。
一年前に二匹のクマという3000文字くらいの短編を書いたのですが、当時の先生に投げてみました。(笑)
すると丁寧に直してくれて、すごくいい作品になったんですね!さすが先生です。
僕はアイディアを出すのは得意なのですが、文章は苦手。ブログも皆さんにわかりやすいように、一生懸命書いてますよ。読みにくくてゴメンね!
なので、人に頼るのも手なんですね。
もし気に入らない部分がありましたら、文章の上手い人に投げてみて下さい。自分なりに書いた一部分を、わかりやすいように直してもらえばオッケーです。
僕のように、作品ごと投げてはダメですよ?(笑)
先生の中にも、いい人はいると理解して下さい。
書き方こそ個性!
僕の理想は、文章で誰が書いたのかバレてしまう事。
例えば漫画はわかりやすいですよね? 作画はあの人だ!って、すぐにわかります。
歌手だってそうです。歌声で誰なのかわかる方がいい!
なのに、作家はみんな同じ方向を向きたがるんですよ。日本人的ですね!それじゃ目立たないよね?
漫画も絵が上手い方がいいです。 歌も上手い方がいいです。 作家も文章が上手い方がいいです。
ただ、それだけなんですよね?
人を魅了するのは個性ですから、人と同じ事をしていてはキツイです。日本語ならそれでいい!
ネット小説とネットの相性
日本語は、左から縦に読むのが普通です。なので小説もそのように書くのですが、そのまま横書きする人がいるんですよ。
これが全くスペースがなくて、読者は疲れるんですよ。でね、そうやって書くだけなら構わないのですが、人に強要する先生が世の中にいます。気をつけて下さいね?小説の基本だと言われましたから。
それは僕もわかりますが、横書きのネットでは相性が悪いんですよね。色んなサイトを見ればわかりますが、文字がギュッと詰まった文章はほとんど見かけません。
読者に読みにくい印象を与えてまで、小説の基本が大事なのかはわかりません。ですが、ブラウザバックされる事はわかります。
今はスマホで読む人がほとんどなので、書き方としてネットに合った方法が一番だと思います。
まとめ
・下手でもいいからとにかく書こう!小説の書き方は先生が現れる
・小説の書き方より、面白い作品になるように時間を使おう
・どうしても上手く書けない部分は、先生に投げちゃおう
・あまり基本にとらわれず、あなただけの文章になるように個性を出そう
・ネットと小説の相性を、読者の為に考えよう
・創作は自由だ!
ということで、
小説の書き方には基本があります。ですが、あまりにこだわりすぎて作品がダメになっているケースがある事を知って下さいね。
そして、あなただけの武器を磨きましょう。
どんなジャンルでも、作品にはその人の心が宿ります。僕は、それが何よりも大事なことだと思っています。
そんな僕は今、小説投稿サイトからブログへシフトしました。確かに投稿サイトは便利なのですが、基本的に小説が好きな人が集まってきます。
そんな人たちを、僕は勝手に作家読者と呼んでいます。(笑)
失礼な意味ではないですよ?
僕の言う作家読者さんは、いわゆる先生です。自分でも書きますし、他の作品も読む人のこと。
僕が投稿サイトからブログへシフトしたのは、読者を求めた結果でした。物語は書かないけど、読むのは好きって人たちですね。
そんな人たちに、今は読んで欲しいなぁと思っています。ブログ小説に興味のある方は、こちらの記事をどうぞ。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!