【アニメ】ゼロから始める魔法の書の感想。ファンタジーの中でも設定が新鮮だった!
ファンタジーものと言えば、魔法や魔術は常識的存在の設定。みんな当たり前に使うし、その中でストーリーが進んでいきますよね? 残念!
このアニメは、タイトル通りゼロからファンタジー物語が始まりますよー
では、あらすじ行きましょうか!
教会暦526年、魔女と魔術が存在する世界。「獣堕ち」と呼ばれる生まれつき半人半獣の姿をした傭兵の「俺」は、自身の首を狙う魔女から逃げている最中、ゼロと名乗る別の魔女に窮地を助けられる。ゼロは自身が書き著し、何者かによって住処から持ち出されたゼロの書という本を探していた。その本は魔術に代わる魔法という新しい知識に関して記されており、それを読めば才能のある人間であれば、誰でも超常的な現象を引き起こすことができるという、悪用すれば世界をも滅ぼしかねない危険な魔法書だった。 ゼロに気に入られた傭兵は、自分を「普通の人間の姿に戻すことができる」というゼロの提案により、それを報酬に護衛として雇われ、失われた魔法書をめぐる旅に同行することになる。
舞台は中世で魔法は秘密
魔女狩りが行われる様子から、この世界での魔法は嫌われている。
それは極普通の感覚で、単に人々が異物を認めない設定ってこと
獣人も貴重扱いで、その首は高値で取り引きされたりもする
主な二人の目的はあらすじに書いてありますが、ストーリーは人間対魔女・獣人ではなく、狙われる者同士が争って進んでいきます
でもこれ、例えば舞台が現代でもいける気がする
レビューしにくかった正解するカドも、その世の中からすれば異物だからね
ともあれ新鮮な物語
ファンタジーの王道だと、こういう特殊なキャラたちが悪に対する物語になる。
でも、ゼロから始める魔法の書は自分を自分で守るストーリー進行なのよ
自分達を狙う人間に恨みを持つ訳でもなく、逆に友好的に接してるしね
そこが、タイトルのゼロから始めるってところに繋がるのかもしれない
よくあるファンタジー設定は、このゼロから始める魔法の書のような展開から生まれた先の話かもしれないね
人には出来ない力を持っているので、それを使って支配する!なんて考えには至ると思うし、そういう意味でこの作品は新鮮味があります
全体的には、冒険ファンタジーストーリー。
冒険だけど、ラスボスという概念ではなく二人がこの先どうなるのか?を楽しむ作品ですね!